
こんにちは、いぬどころの植杉です。
梅雨明け、暑くなってきてエアコンが無しでは仕事ができなくなりました。
今日はトリミングのこだわりの一つ
「犬を動けなくする方法」をご紹介。
それはマズルコントロールと言われるものです。
この言葉、しつけの教本などを読んだことのある方なら聞いたことありますよね。
こういうのです。
マズルとは犬の口と鼻の出っ張り部分のこと。
マズルをコントロールできれば犬は言うことを聞いてくれます。
できやん、噛まれた、逃げていく、嫌がる、怒る・・・などなど、挑戦したことのある方々から色んな意見が出てきそうですが。
マズルコントロールでしてはいけない事は、マズルをしっかり持つこと。
上の写真を見てください。
トリマーさんの指に力は入ってますか?
非常に柔らかく、押さえることなく、力を込めず、ふんわりと添えています。
マズルコントロールでは力を込めるなどして犬に不快な思いをさせないことが大事。
犬をコントロールするというと、犬の自由を制限し、ある程度力を込めて、動いちゃダメ!と少々脅し、叱るように怖い顔でしなければならないと思っていませんか?
全く違いますよ。
マズルコントロールの取っ掛かりは、マズルに手を添えさせてもらう事です。そのためにそれ以外のワガママはある程度聞いてあげます。
動いてもよし。右見ても左見ても、しっぽを振ってもよし。鳴いてもよし。立ち上がってもよし。
けど、マズルには手を添え続けること。
力は込めない。あくまでそっと添えるだけ。マズルを持つ手に対して圧迫感や違和感を感じさせない事。
しばらくマズルに手を添え続けていると犬がこう思います。
マズル持たれるのってそんなに痛くも怖くもないな。じゃ、まぁいいか。
コレ!!
こうなったらマズルコントロールは半分以上成功です。
頑張ってください!